雪解け後の園地。

2013/04/23 Tue 20:49

ご無沙汰しておりました。
長い冬も終わり、園地の雪も一気に溶けました。
畑の中ではちらほらとフキノトウが見えています。
こちら青森では「バッケ」と呼びます。
味噌とあえて食べる郷土料理があります。
130423-1.jpg
天ぷらにするにはもう遅いですよね。
気が付くとこの状態になっているので、天ぷらを食べた事がありません…。


さて、気になる園地ですが、雪解け後の惨状といったら!
私基準ですが、こんな園地みたことない!!

衝撃映像なので、折りたたみの記事にてご覧頂けます…。
ショッキングです。私もショッキングです。
130423-2.jpg

ご覧ください!
遠目でも色の変化に気づくほどです。



130423-3.jpg


近づくとこんな状態です。
信じられないかも知れませんが、ネズミが樹皮を食べ尽くしてしまっています。
これぞ真っ裸です。


130423-4.jpg

私の格好は気にしないでください。
花粉症なのでいつもこの状態で仕事しています。
とても怪しい人ですが、園地では私だけなので気にしません。

身長はほんの少しサバ読んでますが、それを抜きにしても160cm以上の高さを食べ尽くしています。
花芽がかじられたり、木の根本がかじられたり…というのは毎年あることなのですが、
今年は枝先までキレイに食べられてしまっています。しかも高い位置の枝までも!


原因は今年の積雪だと思いますが、それにしてもひどいもんです。
昨年植えた苗木は、防護用に巻き付けた肥料袋ごと食い荒らされ、
一番仕事がしやすい低い枝は乾ききるほどに皮を削り取られ…散々です。

それでも剪定はしなければなりませんので、ため息付きながらがんばってますが、
たまーに園地を駆け抜けるネズミを目撃したりします…。
くそー!と悪態付きながら仕事しますが、私は追いかけても退治(踏む)できないので諦めます…。

見た目は…ふわふわしてて…かわいいんですけどね…。
かわいいなんて言ってられないんですけどね…。
どこかへ一族郎党揃って移住してくれないものでしょうか。
そして薬剤に頼らない駆除・忌避策はなんといっても、天敵「猫」の配置だそうです。
園地で猫を飼おうかと本気で考えている今日この頃です。

こんな大変なことになっている園地ですが、りんごの花芽は順調に育っています!
食べられた樹もありますが、無事な樹もきちんとありますのでご安心ください。
しっかり新しい樹も準備して、剪定作業が一段落したら植え付ける予定です。
また新しい品種、手に入れました…!
収穫まではまだまだかかりますが、どんどん品種だけは豊富になる石岡りんご園、
どうぞよろしくお願いいたします!
■農作業日誌 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示