夏の作業・草刈りについて。
2013/08/11 Sun 23:15
ご無沙汰しておりました!石岡りんご園です。
メインのお知らせツールがすっかり「facebook」に移行してしまいました。
ブログは写真がいっぱい掲載できるのでついついまとめてしまいます。
今回は、夏の作業について…。

草刈りの真っ最中でした。
愛車は就農時に購入して早5年。
ぶつけたり、ワイヤー切ったりとメンテが必須です。
自分でできること(注油やオイル交換)はこまめにメンテしてます。
大事にしているとやっぱり愛着がわきますね!
気温30度越えの弘前市ですが、サングラスに長袖・長ズボン、そして顔面を覆う「豆絞り」は、
季節が変わろうと私の草刈りスタイルのスタンダードです。
(今回はあまりの暑さに半ズボンで一度作業しましたが、虫に刺されました…やはり防護せねば!)

当園では除草剤を使わず、草刈り機で木の幹ギリギリまで刈り取ります!
見てください、このギリギリっぷり!
よく操作を誤って、幹にぶつかってしまったり、あらぬ方向へ突っ走ったりしていますが…。
無事、ケガ無く今まで作業しています。
でも、草刈り機本体は傷だらけです。
たまにりんごの木もぶつかって樹皮がむけたりしています。
ですが、「除草剤は使わない」。
これが就農してからのモットーです。
ちょっとくらい、木にも機械にも我慢してもらう必要がそこにあるんです。
使わなくていい農薬は、出来る限り使わない。
特に土作りに重きを置き、土壌環境の事を考え除草剤の使用を止めました。
除草剤で草を枯らした後に、実すぐりをしたりんごが落ちても、実が腐らないんです。
これは微生物まで死んでるんじゃないか…と思ったのが就農して最初の年の事でした。
その後、草をボウボウに伸ばした我が園地(適度に草刈りはしておりますが!)では、
実すぐりした実は秋までに分解されています。
大きい実を落とした場合は、なかなか腐らないのでよく踏んで転びかけます(笑)
草が伸びていると、それこそりんごには気づきません!それはそれで危険性はありますが。
草が伸びると、たしかにいろんな虫が増えます。困ったもんですが、ねずみさんも居ます。
その虫やらねずみが落ちたりんごにいたずらをして、そこから菌類さんたちがりんごを腐らせます。
そして腐ったりんごを「うわ!踏んじゃった!」と私が(たまに)踏んで、土に還るのです…。
菌類さんにいきなりでかいりんごを「食え!」と言っても大変ですよね。
敵視されがちな虫や小動物も、畑のサイクルの中では必要不可欠なんだなぁと思います。
おいしいりんごを作る、というのが就農当初の漠然とした目標でしたが、
今では、私自身はお手伝いをしてるんだなぁと感じています。
冬の剪定も、春の花すぐり・実すぐりも、夏の草刈りも、りんごの樹のお世話なんです。
りんごを実らせるのはりんごの「樹」であって、私じゃありません。
樹を大事に。土を大事に。
私本意ではなく、りんごにとっての「よい」環境を整える。
そんな風に考えながら日々の作業をしている私です。
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今年4月、ホームページをリニューアルした当園ですが、
リアルタイムでお届けする情報は「Facebook」「twitter」がイチ早いです。
よろしければ、こちらもご覧ください!

メインのお知らせツールがすっかり「facebook」に移行してしまいました。
ブログは写真がいっぱい掲載できるのでついついまとめてしまいます。
今回は、夏の作業について…。

草刈りの真っ最中でした。
愛車は就農時に購入して早5年。
ぶつけたり、ワイヤー切ったりとメンテが必須です。
自分でできること(注油やオイル交換)はこまめにメンテしてます。
大事にしているとやっぱり愛着がわきますね!
気温30度越えの弘前市ですが、サングラスに長袖・長ズボン、そして顔面を覆う「豆絞り」は、
季節が変わろうと私の草刈りスタイルのスタンダードです。
(今回はあまりの暑さに半ズボンで一度作業しましたが、虫に刺されました…やはり防護せねば!)

当園では除草剤を使わず、草刈り機で木の幹ギリギリまで刈り取ります!
見てください、このギリギリっぷり!
よく操作を誤って、幹にぶつかってしまったり、あらぬ方向へ突っ走ったりしていますが…。
無事、ケガ無く今まで作業しています。
でも、草刈り機本体は傷だらけです。
たまにりんごの木もぶつかって樹皮がむけたりしています。
ですが、「除草剤は使わない」。
これが就農してからのモットーです。
ちょっとくらい、木にも機械にも我慢してもらう必要がそこにあるんです。
使わなくていい農薬は、出来る限り使わない。
特に土作りに重きを置き、土壌環境の事を考え除草剤の使用を止めました。
除草剤で草を枯らした後に、実すぐりをしたりんごが落ちても、実が腐らないんです。
これは微生物まで死んでるんじゃないか…と思ったのが就農して最初の年の事でした。
その後、草をボウボウに伸ばした我が園地(適度に草刈りはしておりますが!)では、
実すぐりした実は秋までに分解されています。
大きい実を落とした場合は、なかなか腐らないのでよく踏んで転びかけます(笑)
草が伸びていると、それこそりんごには気づきません!それはそれで危険性はありますが。
草が伸びると、たしかにいろんな虫が増えます。困ったもんですが、ねずみさんも居ます。
その虫やらねずみが落ちたりんごにいたずらをして、そこから菌類さんたちがりんごを腐らせます。
そして腐ったりんごを「うわ!踏んじゃった!」と私が(たまに)踏んで、土に還るのです…。
菌類さんにいきなりでかいりんごを「食え!」と言っても大変ですよね。
敵視されがちな虫や小動物も、畑のサイクルの中では必要不可欠なんだなぁと思います。
おいしいりんごを作る、というのが就農当初の漠然とした目標でしたが、
今では、私自身はお手伝いをしてるんだなぁと感じています。
冬の剪定も、春の花すぐり・実すぐりも、夏の草刈りも、りんごの樹のお世話なんです。
りんごを実らせるのはりんごの「樹」であって、私じゃありません。
樹を大事に。土を大事に。
私本意ではなく、りんごにとっての「よい」環境を整える。
そんな風に考えながら日々の作業をしている私です。
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今年4月、ホームページをリニューアルした当園ですが、
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